厄除けといったら、毎年の豆まきですが、その行事の中でも珍しい行事として有名なので、このお寺の行事。
380年昔から始まったというこの行事ですが、真っ赤に燃える長さ3m、重さ25kgという大松明を手にした赤鬼と、大剣を手にした青鬼、棍棒を持った黒鬼が、本堂の回廊を駆け回る、というものです。
非常にダイナミックで荒々しいこの節分会は、国内でも珍しい行事として知られています。
赤鬼、黒鬼、青鬼が本堂を駆け巡ることで無病息災・五穀豊穣・家内安全・商売繁盛、そして開運厄除けを行う行事として、毎年多くの人たちが訪れるといいます。
以前この節分会に行った友人の子供は、赤鬼が燃え盛る大松明を駆け巡る姿を見て、大泣きし、隣にいた現地のおばあちゃんが「こんなによく泣くから厄除けは万全じゃ」と言ってくれたそうです。
その夜、夢に見たようで夜泣きしたとか。
確かに子供には怖いかもしれませんが、厄除け祈願には効きそうです。