厄払いの習慣、こういった儀式等、実は平安時代から始まっていたのです。
平安時代には、すでにある年齢になると、神社などで厄除けの祈願、お祓いを受けていた、ということですから、かなり歴史のある祈願といえますね。
厄年は男性女性ともに違いますが、男性の42歳、女性の33歳は、特に重要な年齢といわれています。
ただこれは、昔、男性が42歳くらい、女性が33歳くらいに体もだんだん弱くなり、病気などをしやすい、ということから、厄除けをしていたのかも?という説もあります。
現に、現代の42歳の男性は昔から比べると非常に元気で、まだまだ若いということで、それ以降の年齢で厄年としてもいいじゃない?ということが言われています。
厄年の前後3年間は何かが起こる、ということで、その期間何も起こらないように、厄除け祈願を行います。
お払いの時期は、その地方によっても違いますが、年明けから節分にかけて行われます。
地域によっては、お誕生日の1か月前からお誕生日までに行えばいいということも言われています。