鉱物の神様である金山彦命を始めとする商売繁盛の神様、日本中の神社に祀られているので近くの氏神様や近隣の神社を調べれば、必ず見つかるはずです。
ちなみに金山彦命を祀っている神社で有名なところは岐阜県の垂井町にある南宮大社。
創設は神武天皇の時代、というからほとんど神話の世界ですね。
現在の場所に創建されたのは崇神天皇の時代。
崇神天皇は今のところ、実在した可能性のある初めての天皇といわれています。
由緒正しき神社ですが、関ヶ原の戦いで焼失、三代将軍徳川家光によって再建されており、社殿は全部で15棟という立派な神社です。
とくに本殿を始めとして江戸時代そのままの建築を保っており、国の重要文化財にも保存されているので、商売繁盛のご祈願だけでなく建築物を見に行くだけでも十分に価値があるといえるでしょう。
刀剣を多く宝物としていることも金山彦を祀っている神社らしい特徴です。
「三条」と呼ばれる刀剣は平安時代の京都の名匠、三条宗近初代の作で、日本刀の特徴、反りが初めて用いられた刀として国の重要文化財に指定されています。
金山彦命はお金にも関係していますが、鉱山関係者や鉄鋼業の人は守護神でもあるので、ぜひお参りを。