願掛けとは、本来は神仏に願いごとをすることです。
多くの人は新春、初詣に寺社に行くでしょう。
お賽銭をあげて参拝し、絵馬に願い事を書いて納めたり、お守りを授かったりします。
これも一つの願掛けですが、本来の願掛けは、これだけではありません。
自らに苦行を与えることが必要になります。
一般的なのは『お百度参り』です。
文字通り、百度その寺社に参拝するというものです。
また、願いが叶うまで好きなもの、例えばお酒などを絶つ『断ち物』というのもあります。
絶つことで神様に真摯な姿勢を見せ、約束をするのです。
どれも簡単なものではなく、その試練が願いを叶える糧になるでしょう。
また、寺社の祀っている神様などによって、叶いやすい願いも変わってきます。
勉学の神様、健康の神様、縁結びの神様、様々な神様がいます。
はっきりとした願いがあれば、その願い事に強い寺社を選びましょう。
そうすれば、より力を得られるはずです。
願掛けは、初詣のように年初に行くものではなく、いつでも構いません。
願い事を叶えるために、思い立ったら寺社に願掛けに訪れましょう。
真剣に願えば、きっと力を貸してくれるはずです。