紐が切れた時に願いが叶うという、通称ミサンガ。
これも日本の御守りと同様、外国の願掛けグッズとして有名ですね。
一応、ブラジルが発祥地となっていますが、ブラジルではミサンガと呼ばずフィタまたはボンフィンと呼ばれています。
ミサンガはポルトガル語で連なったビーズ状の意味を持っており、紐状はミサンガとは呼びません。
これがなぜミサンガと呼ばれるようになったかというと、Jリーグ発足当時は最強チームだったヴェルディ川崎のラモス瑠偉さんが最初にこれをつけ、「ミサンガ」として紹介したことが定着しました。
まあ、ブラジルの言語も源流はポルトガルにあるし、日本ではミサンガとして定着しているので今更「違う、違う」と騒ぎ立てる必要もないでしょう。
ボンフィンはバイーア地方にある教会の名前、フィタは教会の周辺で売られている紐状のことです。
つまりここで売られているのが通称ミサンガの本場、ということになります。
これ、女性が男性につける光景をよく見ますが、男性は手錠みたいだ、とか思わないのでしょうか?
それに好き合っている同士ならいいですが別れちゃった場合はどうするのでしょう?
よけいなお世話ですが、通称ミサンガをつけている男性に聞いてみたいものです。