願掛け種類別日本の神様、まだ2柱しか紹介していないので先を急ぎましょう。
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)は穀物の神様といわれているので豊作の願掛けの際は、この神様が祀られている神社がおすすめ。
伏見稲荷大社の主祭神なので全国のお稲荷さんであれば大丈夫です。
ちなみに倉稲魂命は農業や商工業の神様でもあり、デパートの屋上や工場の敷地内でも祀られていることがあります。
海に出かける前に安全の願掛けをするなら金比羅大権現を祀っている金比羅神社です。
日本古来の神様ではなく、名前からもわかるように神仏習合による仏教の神様すなわちインドの神様であるクンピーラが元祖です。
海上交通の守り神で、漁師や船員などは必ず香川県にある総本山の金比羅宮へお参りと願掛けに行きますが、そこまで本格的でなくても海のレジャーであれば近くの金比羅さんで十分なので、願掛けに行く際は予め近所の金比羅さんを調べておきましょう。
他にも延命長寿や勉強の神様、縁結びや縁切りの神様などさまざまな状況の願掛けに適した神様がいます。
ただし、どの神様も懐の深いところがあって、とりあえずどの神様を祀っていても神社ではさまざまな願掛けを受け付けています。
この緩さも日本古来の神様の良いところですね。