アメリカ映画によく出てくるのがラスベガスのスピード結婚式。
紆余曲折したカップルがラスベガスで再び恋に落ち、深夜、怪しげな教会の神父の前で結婚宣言、そのまま結婚してしまうというコンビニエントな結婚式を見て驚いた経験を持つ人もいるでしょう。
アメリカは州によって結婚に対する法律が若干、違います。
ラスベガスにあるネバダ州は婚姻手続きが簡単なことからアメリカ中、さらに世界中から結婚式を挙げる人が訪れるため、今ではすっかりコンビニエント結婚式の聖地になっています。
婚姻手続き、ホントに簡単です。
まず婚姻の意思がある男女2人が役所に行って結婚許可証の申請を行います。
この役所、なんと365日無休のうえ、朝8時から深夜12時まで窓口が開いています。
申請に必要な書類は個人を証明できるものだけ。
パスポートがあれば十分です。
結婚証明書を受取り、結婚同意のサインをして、後は神父や牧師といった司式者に宣誓を行い、司式者と立会人のサインをもらい、それを再び役所に届ければ結婚が成立しちゃいます。
立会人なんて、わざわざ選ぶ必要ありません。
通りがかった人に頼めばラスベガスなら「おめでとう!」って言いながら誰でもサインしてくれますから。