ハウスウェディング系を運営するブライダル企業の特徴は、どの企業も中心にプロデュース力を置いていることでしょう。
T&Gやベストブライダル、エスクリなど、ブライダル企業のトップを占める企業は直営のハウスウェディング施設を所有しています。
T&Gなら迎賓館と名称のついた施設、ベストブライダルならアートグレイスやセントグレースなど、エスクリならばラグナヴェールやラグナスイートといったように。
施設があって結婚式をプロデュースするだけならホテルの結婚式と同じですが、これらのブライダル企業は直営施設だけでなく、ホテルや専門結婚式場などとも提携しているため、結婚式を挙げたい人たちの選択肢を汲み上げることができるのです。
一方にオリジナリティの高い結婚式をしたい人たちがいて、その一方にオリジナリティの意向を尊重する企業があるという、まさにワインと食事のマリアージュ、WIN-WINの関係を築けることが、ブライダル企業躍進の原動力でしょう。
ちなみにエスクリの代表取締役は元リクルートでゼクシィの創刊号から関わった人物で、有名ホテルや式場のコンサルティング業も務め、それらの再生実績も持っています。
まさに結婚式のエキスパートですね。
ブライダル業界の風雲児となる期待感、高いです。