民間企業独自の調査によると未婚の男女は結婚式を挙げたい、という人が大半を占めています。
今、スマホのアプリやSNSを使った結婚情報サービスが盛んで、それらが独自のアンケートを取ったところ、複数の企業で共通の回答が返ってきています。
29歳以下の男女ともに80%以上が結婚式を望んでおり、24歳以下の若い世代ほど傾向が顕著になること、30歳を境に結婚式願望は男女ともに現象傾向になる結果が見られました。
ただ、30歳以上の男女でも50%前後は結婚式を望んでいて、結婚式否定派でもその内容は「お金がかかるから」とか「結婚式の費用を他に回したいから」などと結婚式そのものを否定しているわけではありません。
つまり未婚の男女は結婚式を挙げたがっているのです。
それなのに、なぜ婚姻の段階になると「ナシ婚」が増えるのでしょう?
その理由とも思えるアンケート結果がこちら。
ゼクシィ結婚トレンド調査によると、結婚式にかけたい金額で最高平均額は23~29歳女性の191.7万円、最低平均額は30歳以上女性の156.9万円。
ちなみに2012年度の結婚式費用平均額は343.8万円です。
つまり結婚式の主導権を握る女性の希望額より、約2倍も費用がかかるわけですね。
この希望額と実際の費用のギャップという現実が「ナシ婚」を生み出しているひとつの理由であるといえます。