腰痛を予防するには、日常生活の姿勢にとにかく気をつけることです。
たとえば、体を左右に傾けた姿勢を続けない。体をねじった姿勢を続けない。
横座りの姿勢を続けないなどです。
重い荷物を持つときは、なるべく自分の足を肩幅まで開き、膝をしっかり曲げてから荷物を自分の胸にしっかりつけてから持ち上げるようにしてください。
重い荷物を自分の体から離れた位置・または腕の力のみで持とうとすると、腰に負担がかかります。
重い荷物を床に降ろす時も、膝を曲げないで手だけで降ろしている方が多いです。
これもまた、椎間板や腰に負担がかかりますので、荷物を降ろすときも膝をしっかり曲げながら座り、ゆっくりと荷物を降ろしてください。
無理な姿勢や動作で腰に負担をかけないように日常生活の中で注意することです。
一日中座ったままの姿勢や、中腰での作業などは腰への負担はとても大きくなります。
途中でストレッチをしたりこまめに体勢を変えたりして腰の負担を減らしましょう。
朝起きたら、軽いストレッチをする。
仕事の合間に、デスクワークの人はイスに座りながらできるストレッチを、立ち仕事の人は立ちながらできるストレッチをするように習慣化させるとよいでしょう。
腹筋・背筋を鍛えるなどして筋力を高め、腰にかかる負担を減らすことが腰痛予防につながります。