腰痛の原因をはじめ、ぎっくり腰・椎間板ヘルニア・カイロプラクティック・身体均整法・骨盤のゆがみ対策など、腰痛対策と予防に関する情報を紹介します。

車の運転、パソコンでのデスクワークなど、同じ姿勢を長時間続けていると腰に負担がかかります。

慢性的な腰痛がある場合、さまざまな原因が考えられますが、長時間、同じ姿勢や無理な姿勢での作業・筋肉の過度の負担などによっておこります。

背骨は、上から7個の頚椎（けいつい）、12個の胸椎（きょうつい）、5個の腰椎（ようつい）、仙骨（せんこつ）と尾骨（びこつ）という小さな骨が積み重なってS字カーブを描いた構造になっています。

それぞれの脊椎骨（せきついこつ）の間には軟骨（なんこつ）で出来たクッションがあり、これを椎間板（ついかんばん）といいます。

この椎間板が衝撃を吸収する働きをしたり、脊椎（せきつい）の動きをスムーズにしています。

腰痛の原因となる腰の部分は、腰椎（ようつい）といい、5個の椎骨（ついこつ）からなります。

腰痛をもたらす疾患の多くは、椎骨を連結する椎間板や椎間関節の変性、椎骨の変形、あるいは周辺の筋肉が傷つくことによるものです。

腰痛の原因と考えられる疾病には、「急性腰痛症（ぎっくり腰）」「腰部脊柱管狭窄症」「椎間板ヘルニア」などがありますが、この他にも、骨粗鬆症（こつそしょうしょう）を原因とする骨折、細菌感染による炎症、ガンなどの腫瘍（しゅよう）の転移、内蔵疾患によるもの、婦人科疾患、ストレスなどが原因で腰痛になることもあります。

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