ボランティアは個人でも活動できますが、できれば団体に所属した方が組織的な活動ができますし、問題が発生した時の対応も速やかに行えるので安心して活動に専念できると思います。
ただし、任意団体に所属する場合、必ず地域の社会福祉協議会にボランティア登録していることを確認してください。
この会は社会福祉法に基づいて全国の都道府県・市町村に設置されており、地域のボランティア活動を支援しています。
この会の運営でもっとも分かりやすいのがボランティア保険。
全国社会福祉協議会が一括して損害保険会社と締結した保険で、ボランティア活動中に起きるさまざまなトラブルに対して保険が適用されます。
ただし、保険適用の条件は地域の社会福祉協議会に登録した個人・団体であることが条件。
ボランティアは善意による無償の奉仕とはいいますが、だからといって支援対象者がケガをしたり、活動で物品破損したら無償の奉仕なので免責というわけにはいきません。
また活動している本人がケガをした場合でも基本的に自己責任で行動しているので補償の請求はとても難しいものがあります。
安心してボランティアを行うためにもボランティア保険に加入しておいた方がいいでしょう。
ちなみに災害ボランティアに参加する際には加入が義務づけられています。