被災地に出かける気負いのないボランティア

高齢者でもできるボランティアとして地域に密着した活動を紹介してきましたが、時間的な余裕があるようならば地域から範囲を広げ、ボランティアを募集しているところへ応募するのもいいアイデア。

日常的な生活から気分を変えることに役立ち、新鮮な気分を味わえるのではないでしょうか?

東日本大震災の被災地では今でもさまざまなボランティアを募集していますが、瓦礫の撤去や炊き出しといった精神的、肉体的に過酷な災害ボランティアではなく、地域復興のための活動が目につきます。

ボランティアは一時的なものではなく継続性が大切。

災害ボランティアの熱が冷めている今こそ、被災地にはボランティアが必要でしょう。

たとえば神戸国際支援機構は被災した直後から支援物資を神戸から石巻市に輸送していますが、その神戸~石巻市を往復するマイクロバスの運転手を随時、募集しています。

参加費として日当4日分と食費や宿泊費を支給するのが、このボランティアの特徴でしょうか。

陸前高田市のNPO法人『陸前高田カモネット』が主催するボランティアバスツアーは津波被害にあった跡地に花や野菜を植える活動、観光を兼ねて気仙沼でトマトの収穫を手伝うバスツアーもあります。

ほかにも現地で企画したイベント的ボランティアが数多くあります。

被災地発のボランティアツアーですから、気負いなく、楽しみながら被災地貢献ができるでしょう。

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