変わってきたボランティアに対する意識

同じく内閣府の調査から。

地域活動・ボランティア活動に参加する条件の項目では、『時間や期限にあまりしばられない』という条件が男女や年齢に関係なくトップになっています。

男性は約50%以上、女性では55%以上となっており、その条件に次いでいるのが『身近なところで活動できること』で、男性は約37%、女性は約53%(複数回答のため)。

また『金銭的な負担が少ないこと』と並んで、『友人たちと一緒に参加できること』『同世代と交流できること』なども条件として高い人気を集めています。

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ここから推察されるのは、高齢者が取り組むボランティアはけっして誰かのため、という奉仕的な精神だけでなく、自分たちの行動範囲を広げる、あるいは交流の一環という意識があり、けっして無理をしてまでやるものではないという認識が伺えます。

この調査は55歳から69歳までの男女を対象にして行われています。

まだまだ仕事に追われる世代も含まれていますね。

また引退した人でも趣味や学習に熱心な人も多いと思います。

そのなかでボランティアに取り組むのは生活とのバランスが大切。

この調査からも分かるように、ボランティアは義務感で行うものではなく自発的に目的意識をはっきりさせて取り組むもの。

まずは身近なところに、自分のできるボランティアが存在するか、それを確認してみましょう。

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