『ボランティアなんて偽善だ』
そんなことを言う人がいます。
ボランティア活動をやっていると、偽善ととられることが多くあります。
本当は優越感に浸っていたり、自己満足だったりするのではないか、と。
人によってはそういう感情もあるかもしれません。
或いは、常にそう思っていなくても、そういう感情が芽生えることだってあるでしょう。
しかし、それでもいいのではないでしょうか?
大事なのはボランティア活動を行っているということでしょう。
それによって救われている人がいるのです。
あまり考えすぎると動けなくなる人もいます。
考えすぎるのも良くありません。
ボランティア活動をしたいと思ったことは本当で、その理由は人それぞれだし、複合的な理由もあるでしょう。
実際に行動をして、誰かが笑顔になっているのですから、それだけでいいのです。
よく『ボランティアって、何か得られるものはありますか?』という質問があります。
得られるものは多くあり、人との繋がりだったり、困っている人が笑顔になることはボランティア活動をやっていて良かった、と思う瞬間です。
ただ、それはあくまで副産物で、見返りを望むのなら、ボランティアには向いていません。
何も得られなくても行動すること。
それがボランティア活動なのですから。