ボランティアは何のためのものでしょうか?
やることは多岐に渡ります。
瓦礫を片づけたり、物資や寄付金を送ったり、大道芸をしたり、ゴミを拾ったり。
しかし、どれもボランティアの手段の一つに過ぎません。
その手段が目的ではありません。
目的は人の心を救うことです。
何らかのことで困っている人がいて、その心配事などを取り除くのがボランティアの意味です。
災害で困っている人、経済的理由で困っている人、病気などで困っている人、あるいは地球の環境問題だって、将来的に誰かが困る可能性があります。
微力ながらもそれらに少しでも手助けができれば、その人の気持ちは軽くなるかもしれません。
そして困り果てていた顔に笑顔が取り戻せれば、ボランティアの意義はあったと言えるのではないでしょうか。
暗闇の中、私たちボランティアが小さくでも光を照らすことができれば。
ですから、ボランティア活動を行う際、あまり手段にこだわらないでください。
大事なのは目の前の人の気持ちです。
その人の気持ちを少しでも救えるように、それを考えてボランティア活動をしましょう。
その気持ちだけでボランティア活動はできるはずです。