ボランティア活動を行うにあたって、注意しなくてはいけない点があります。
まず、被災地などに行くにあたって、十分に行くか行かないかの検討をして決めてください。
むやみに感情だけで飛び出さず、家族などにも相談し、ちゃんと準備をして行きましょう。
被災者の立場に立ち、言葉づかいや態度など、不快に思わせないようにしましょう。
被災者は既に傷ついていてナイーブになっています。
十分に配慮してください。
環境が悪かったり、作業内容がハードな場合、体調を崩すこともあります。
そういうときは無理をしないで、休んだり、救護施設を利用する、場合によってはボランティア活動を辞めて帰るようにしてください。
体調は自己管理です。
無理をすると思わぬ事故を誘発してしまい、周りに迷惑をかけてしまいますので、自分の体調には注意をしてください。
周囲をよく見て、自分で判断できることは自分でしましょう。
自分で判断できないことは、ボランティアのリーダーなどに聞いてください。
個人行動などは控え、ボランティアのグループで行動するようにしましょう。
できないことを頼まれても、ちゃんとできないと断るようにしてください。
マスコミなどの報道をうのみにせず、偏見を持たずに目の前の現状を見ましょう。
偏見はボランティア活動の妨げになることもあります。
また、私たちにはごみのように見えても、被災者にとっては大事なものかもしれません。
ものを破棄するときや扱うときは配慮が必要となります。
ボランティア活動で知り得た情報は、決して漏らさないようにしましょう。
海外でボランティア活動を行う際や、外国人の方の手助けをする際、日本の常識が世界の常識ではないことを知っておいてください。
良かれと思っても、傷つけてしまうこともあります。
海外に行くのであれば、その国について調べておきましょう。
注意する点は、そのボランティア活動にもよって他にもあるでしょう。
参加する前にちゃんとそれらを聞いて、注意を守ってボランティア活動をするようにしてください。