寄付というと、困っている人に対しての寄付金を思い浮かべます。
しかし、直接その人々に渡すものだけが寄付ではありません。
ボランティア活動をしているＮＰＯなどの団体は数多くあります。
彼らは非営利団体であるので、利益などはありません。
それでも、活動するために資金は必要です。
それらの資金は、ＮＰＯが都道府県や市区町村から援助を受けて賄っているのです。
ただ、それにも限度があります。
必要な資金が助成金で全て賄えるとは限りません。
資金難でやりたいことができないこともあるのです。
そのような団体でも、助成金とは別に寄付金を受け付けています。
その団体の意思や行動に賛同した人々からの寄付で、さらに大きな行動にうつせるのです。
ボランティア団体に寄付をするのも、間接的なボランティア活動です。
実際にボランティア活動をする時間がなかったり、体力的にきつかったりすれば、そうやって寄付をするのもいいでしょう。
あなたに代わって他の誰かがボランティア活動をしてくれます。
それも一つの行動です。
そうした援助があって、ボランティア団体も活動することができるのです。