ペットの数は年々増え続け、犬猫の飼育数は2006年には約2168万頭にもなりました。
15歳未満の人間の子供の数が約1860万人なので、ペットの数の方が上回っているのがわかります。
その数が増えるほど、捨てられるペットの数も増えていきます。
保健所には何十万頭ものペットが連れてこられ、悲しいことに殺処分されているのです。
飼えなくなる理由もそれぞれでしょうし、泣く泣く手放さなければならないケースもあるでしょう。
また、逃げ出してしまって野生化したペットや、飼い主が不明のペットなども連れてこられます。
殺処分することはないと思うのですが、それでも平均すると一日に800頭ものペットが連れてこられるのです。
その全てを飼うことや、新たな飼い主を見つけてあげることを望むのは、行政には酷なことかもしれません。
そこで、ボランティアがそのペットたちのために実際に飼ってあげたり、新たな飼い主を見つけたりしているのです。
⇒ 動物ボランティアミミの耳というサイトでは、保護されている動物たちを公開し、里親を募っています。
それらのペットを実際に飼うのもボランティアの一つです。
もしペットを飼いたいと思っていたら、このサイトをのぞいてみるといいかもしれません。
ペットを飼いたいと思っている人が周りにいれば、ちょっと勧めてみるのもボランティアです。
近所の保健所で殺処分されてしまうペットを一頭でも救えるのなら、救ってあげましょう。
それでも全てのペットたちを救えるわけではありませんが、そうした小さな一つ一つのことから始めていけば、いつかそうした悲しいペットのいない世の中になる可能性はあるのです。