被災地の避難所には、連日、多くの物資が届きました。
食糧や衣類、日用品など、生活に必要なものが段ボールで何百箱と届けられたのです。
すぐに必要なものから、先々必要になるものまで、それらは多くの人々の好意です。
個人や学校や市などの団体から、物資は瞬く間に集まりました。
しかし、届けられたものはすぐに被災者に公平に分配されるわけではありません。
中身を確認して、食糧や衣類など、大雑把にまとめられます。
そしてそれを公平に人々に配るためにも人の力が必要となるのです。
それだけ多くの物資になると、運ぶだけでも大仕事になります。
運び込み、それを人々に配る。
衣類でも段ボールに詰めると結構な重さとなり、食糧や日用品などはもっと重くなります。
つまり、結構な力仕事になるのです。
また、物資の仕分けのボランティア活動は、何も被災地だけではありません。
東京都などでも物資を被災地に輸送する際、仕分けを行う必要があるのです。
送る際に中身を確認して段ボールに書いておけば、被災地の負担も減ります。
そうした小さなことも、間接的なボランティア活動です。
被災地に行かなくても、ボランティア活動はできるのです。
ただ、どこでも物資の仕分けはある程度の力は必要となりますので、引っ越しのバイトぐらいの覚悟を持って臨みましょう。