トイデジは簡単に作れることからさまざまなメーカーから販売されています。
チープであることは構わないのですが、デジタルカメラは電源と記録媒体が必要になり、ここまでをチープに作られるとトイデジ本来の楽しみを奪われてしまいます。
電池挿入が面倒だったり、消費率が激しかったり。
電池切れと同時に記録媒体の保存も消えてしまう、なんてことも。
トイデジを選ぶ際は画質よりも、まず、電源と記録媒体がどのように設計されているかを確認することが大切なことになってきます。
トイデジのなかで安定した人気を得ているメーカーといえばアメリカのVISTAQUEST。
ここは最初からトイデジを開発しているメーカーで、トイデジに対するコンセプトをしっかりと持っている点が好感度大です。
レンズは一層ガラスに二層プラスチックを採用、製造は熟練の職人さんが一個ずつ手作りというデジタルカメラ、アメリカらしからぬスタイルを取っており、フィルム式のホルガやロモに負けないトイカメラ気質を持っています。
現在、主力となっているのはVQ1015R2で、市場価格は4,800円前後とトイカメラに相応しい価格。
ピントは2段階、シャッタースピードは1/237秒とオート、1/5秒と選べるので組み合わせ次第では面白い写真が撮れます。