トイカメラの代表格、ロモやホルガには他にもユニークなモデルがあり、またVivitarやblackbird,flyなどもトイカメラとして知られていますが、あまり現代の製品ばかり取り上げても面白くないので、もうひとつのジャンル、古いフィルムカメラをトイカメラ代わりに使う楽しさをご紹介しましょう。
古いフィルムカメラ、と一口に言っても実に幅広い範囲があります。
なにしろフィルムカメラの時代はデジタルよりもずっと長く、しかも主要各国で生産されていた経歴を持っています。
その中から自分好みのフィルムカメラを探すのは大変な作業ですが、逆に自分好みのデザインを探すのは楽しみでもあることに気がつくでしょう。
これからトイカメラを始める人の場合、とりあえず機械式一眼レフのフィルムカメラは除き、できるだけシンプルな操作のコンパクトカメラを選んだ方が賢明です。
コンパクトフィルムカメラでも70~90年代のプラスチックと樹脂を多用したチープだけれど電池式のオートマチックタイプ、60年代に作られた機械式で鉄を多用したずっしりと重いマニュアルタイプなどいろいろ。
トイカメラを続けていけば、いずれ機械式一眼レフのフィルムカメラを欲しくなりますから、その前段階としてコンパクトフィルムカメラを選べば、かなり写真の知識を覚えることもできます。
どうやって手に入れるか、って?
とても簡単です。
Yahoo!を始めとするネットオークションには古いフィルムカメラがたくさん出品されていますから、それらから好きなタイプを選べばいいのです。