トイカメラのルーツ、ロモLC-Aは発売後、製造の欠点が逆に個性となった珍しいカメラですが、これを世界中に広めたのは当時、オーストリアの学生2人。
プラハでロモLC-Aに出会ってから、その面白さを世界に広げようとロモグラフィーを宣言、その後、ロモLC-Aで撮ったスナップ写真をニューヨークやモスクワで公開し、世界中から注目を集めるようになりました。
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このロモグラフィー、今は世界中のロモ・カメラを愛好するコミュニティーサイトとして盛り上がっています。
会員になるのは無料で、フィルム撮影者ならロモ・カメラに限らず、だれでも登録できるのが懐の深いところ。
自分で撮影した写真をアップすることができますし、もちろん他の人の写真の閲覧も可能、撮影者の都市をカテゴリーにしたり、フィルムやカメラによるカテゴリーを設けたり、とトイカメラを始めようとする人には大変、参考になるコミュニティーです。
またロモは旧ソ連からロシアの時代になってもしばらく生産されていましたが、その後、2005年に生産を終了、ロモグラフィーは活動を続けるために中国へOEM生産を依頼してロモグラフィー商品として販売を続けています。
フィルム使用のトイカメラ、トイカメラ専用フィルムやアクセサリーなど、トイカメラの現状を支えているのがロモグラフィーと言っても過言ではありません。
これからトイカメラを始める人は一度、ロモグラフィーのサイトを覗いてみてはいかがでしょう?
写真の撮り方だけでも勉強になるはずです。
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