本を読んでいると、知らない文字や言葉が出てくることがあります。
少し昔の本だとなおさらです。
そんなとき、どうしますか?
何となく前後の文から判断したり、漢字の雰囲気から判断したりしていませんか?
確かにそれでも読み進めることはできます。
しかし、読書は新たな知識を得るチャンスです。
本の内容はもちろん、漢字や言葉だって同じです。
知らない言葉が出てきたら、すぐに調べましょう。
すると自分の思っていた意味とは違っていたり、違う読み方だったりします。
その言葉が正確に読者に伝わらなければ、著者の意図も伝わらないこともあります。
そして、そのように読書をしていれば、いつの間にか漢字に強くなっているはずです。
漢字が身に付いたら、⇒ 漢字検定に挑戦してみましょう。
漢字検定はポピュラーな資格で、取得していれば高校や大学の受験の際の内申に影響する場合もあるほどです。
参考書や問題集も何冊も出ていますが、読書をしていればある程度の問題は解けるようになっています。
最近の本ばかり読むのではなく、明治時代から昭和初期の頃の本などを読むと、さらに幅が広がるでしょう。
漢詩などなら、日本であまり使わない漢字も学べます。
特定の作家だけだと使う漢字の癖などもあるので、様々な作家の作品を読むのもいいでしょう。
『蔑ろ』は漢字検定準一級レベルです。読めますか?
読書していて出てきた知らない言葉は、蔑ろにしないようにしてください。