「夏も近づく…」で始まる手遊び歌『茶摘み』でもおなじみの八十八夜は、立春から88日目のことで、毎年5月の2日ごろにあたります(2012年は5月1日)
昔は、稲の種を苗代(なわしろ)という箱にまく目安の日とされていました。
歌にもあるように、新茶の収穫をするのもこのころです。
お茶の新芽はそのまま食べても美味しいんですよ!
苦みの中にほんのり甘みがあって、口じゅうに香りが広がります。
ゴールデンウィークは、お出かけにはピッタリのシーズン。
緑の多い場所で感じる、この季節独特のみずみずしい植物の匂いが心地いいですね。
暑くも寒くもないうえに雨も少ない時期なので、旅行へ行く時も服装の心配などがなく、身軽に行動できるのが嬉しいですね。
遠出をするのが難しければ、近くの公園や河原だっていいんです。
お弁当とシート、カメラを持って出かければ、近所でも立派な「行楽」になりますよ。
男の子の節句であり、子供みんなの成長を願う「端午の節句」はショウブの葉を入れたお風呂に入り、柏餅やチマキを食べる日。
ショウブ湯には血行促進や疲れを取る効果があり、邪気を払うとも言われています。
夏の始まりの「立夏」もこのころ。
季節はもう、夏に向かい始めているのです。