正月気分も抜けてきた1月11日には、鏡餅を使ってお汁粉やぜんざいを作ります。鏡餅は、包丁で切ってはいけないといわれています。
その昔、武士が切腹を連想するからと避けていたことが由来だとか。
固くなった餅を「開く」作業は結構大変ですが、最近は作り物の鏡餅の中に小分けパックの餅が入ったものが主流なので、その点は便利ですよね。
お汁粉に使う小豆にはデドックス効果があるので、年末年始に食べ過ぎてしまった時にはぜひ活用したい食材です。
小豆は煮るのが大変というイメージがありますが、慣れてしまえばそんなに難しいものではありません。
まとめて作って小分けにして冷凍しておくと便利ですよ。
また、小豆を入れたお粥も懐かしい味でおすすめです。
1月15日には「小正月」があります。
地域によっては「どんど焼き」の風習が残っているかもしれません。
正月に使った門松やお飾りを燃やし、一年の健康を願う行事です。
どんど焼きでは、焼いた餅や団子を食べることも多く、地域によって形はさまざま。
木の枝や竹にだんごや餅をさして火で焼く場合が多いようです。
団子を紅白に色づけしたり、緑色のものを加えて3色にしたりすることもあります。
寒い空に咲く「カラフルな団子の花」は見ごたえがありますよ。
地域で行っているこのような行事を探して参加してみると、あらたな地元の魅力を再発見できるかもしれませんね。