毎日の生活の中で、「季節」を感じることはありますか？
目の前のことに追われて、気づいたら季節が変わっていた。
コンピューターや便利な機械に囲まれて自然から離れてしまっている。
そんなとき、古くから日本に伝わる季節の行事を生活に取り入れることで、季節を感じてみませんか？
節分、ひな祭り、お月見、年越しそば……
おなじみの行事にも、みな由来があり、さまざまな願いや知恵が込められています。
病気になりやすい時期には「邪気払い」をして、必要な栄養を摂るための料理を食べる。
農作業の目安となる日には豊作を願ったり、収穫に感謝したりする。
高度な医学や科学技術がなくても、生活に必要なことをちゃんと知っていたのです。
そして、人間も自然の一部であり、自然に生かされているということを、昔の人は行事に託していたのでしょう。
日本には四季があり、それぞれの季節にたくさんの恵みがあります。
当たり前すぎて忘れてしまいがちですが、これは大変素晴らしいことですよね。
毎日の暮らしに伝統的な行事や風習を取り入れることや、昔の暦を意識することを通して、季節をもっと楽しんでみませんか？
きっと、四季の素晴らしさや自然の偉大さを、再確認できるはずです。