小さくてかわいらしいイチゴ。
家庭菜園で作れたらいいなと思いませんか?
少し手間はかかりますが、露地栽培の品種ならば家庭菜園でも挑戦できますよ。
畑は石灰を2週間前にまき、1週間前に堆肥と化成肥料、そして「ヨウリン」を混ぜ込みます。
畝は、幅60~70センチ、高さ15~20センチの長方形につくります。
苗の植え付けは10月中旬~11月上旬。
葉の色が濃い苗が丈夫な苗の目安です。
植え付けは浅めに行います。
根元にある葉の付け根が少し隠れる位が目安です。雑草が出てきたら除草して、株の周りの土を耕します。
除草は、冬の間に1~2回行ってください。
1月下旬~2月上旬に化成肥料を追肥します。
さらに、実が大きくなってきたら液体肥料を追加してください。
成長を早めるためには、2~3月に黒色のマルチングをかけます。
すると地表の温度が上がって早く開花します。
マルチをかけたら、小さな穴を空けて株をそこから出します。
実がつき始めた時に鳥に狙われるようなら、畝の全体に鳥よけ用のネットをかけます。
収穫は、5月中旬~6月中旬ごろ。
赤く熟したものから収穫していきます。
植え付けからの期間は約200日です。
長い期間をかけただけに、収穫した実の味は格別でしょう。