海外では、日本以上に喫煙者への風当たりが厳しいという話を聞きます。
具体的にどのような状況になっているのでしょう。
ニューヨークでは、タバコ1箱の価格は1000円前後だそうです。
ヨーロッパでも日本より高い価格で売られていることが多く、イギリスでは1000円を超えるのは当然だとか。
またアメリカにはタバコの自動販売機というものは一切なく、全てが対面販売。
年齢確認も日本以上に厳しいようです。
さらには学校が近くにある場所にタバコの看板を設置することを禁じたり、雑誌広告での表現を制限したりと、若者が安易にタバコに手を出すことを防ぐ対策が徹底されています。
また、パッケージへの制限を設けている国も多く、タバコによって黒くなった肺や、ボロボロになった歯、ガンの病巣などの写真が印刷されているものもあります。
日本でも最近は完全禁煙の飲食店が増えていますが、海外ではそれは常識。
禁煙を守らなかった場合の罰則もきちんと定められているそうです。
海外旅行へ行ったら、どこにも灰皿がなくて驚いたという日本人も多いそうです。
留学をしたらタバコを吸うことができず、自然と禁煙できてしまったというケースもあるとか。
海外事情と比べると、日本の値上げや分煙・禁煙はまだまだ甘いのかもしれません。
今後はもっと厳しくなるのかもしれませんね。