禁煙本の代表格ともいえるベストセラー『禁煙セラピー』。
読むだけでタバコをやめることができた!という人がとても多いそうです。
何をやってもやめられなかったタバコが、本を読むだけでやめられるなんていう魔法のようなことが本当にあるのでしょうか?
『禁煙セラピー』の著者は、1日60本から100本を吸う重度のヘビースモーカーだったそうです。
過去何度も禁煙に挑戦し、失敗を繰り返してきたものの、ある時に一切タバコをやめ、その後は吸いたいと思うこともないとのこと。
実体験に基づいているという点に、説得力を感じますよね。
禁煙セラピーでは、「タバコはリラックスできる」「ストレス解消になる」という喫煙者の持つイメージが幻想であることを解説しています。
タバコをやめられないのはニコチンの依存症という病気にかかっているからであり、「吸うからストレス解消になる」のではなく、喫煙によって吸わずにいるストレスから解放されているのだそうです。
本数を減らすことや、特別な時だけ吸うことは、「吸えない」というストレスを感じ続けなくてはならず、拷問であると著者は言います。
タバコを一切やめてしまえば、そのようなストレスを感じることはなく、大きな開放感を味わえるそうです。
喫煙者がタバコのメリットだと思い込んでいることはすべて幻想であり、タバコの利点は一つもないこと。
喫煙者はタバコという悪魔にとらわれてしまっているために、メリットがあるように感じているだけであること。
このような事実を明確にして、きちんと納得したうえで禁煙をスタートできるように手助けする本が『禁煙セラピー』なのです。