ガーデニングをする上で、土も重要です。
土は何でもいいと思うかもしれませんが、土にも良い土と悪い土があり、その質が植物の育ち方に影響を及ぼすのです。
では、良い土とはどんなものなのでしょうか?
植物に水を遣ると、そのときだけ植物は吸収するわけではありません。
良い土には保水性があり、水分を蓄えてくれるので、植物は必要に応じていつでも水分を取ることができます。
反対に保水性がないと水を吸収することができなく、植物も水を取ることができません。
水遣りをしてもなかなか育たない土は、保水性がないのでしょう。
また、堆肥が完熟していると植物に栄養が回り、すくすくと育ちます。
土に肥料が含まれていれば、それだけ生育も見込めます。
新鮮な土を保ち根の呼吸を促すために、通気性や排水性も必要になります。
根に酸素や水、栄養が行き渡る土が良い土なのです。
良い土にするためには、土に堆肥や消石灰などを混ぜればいいでしょう。
そして、最初からそれらが混ざっているのが培養土です。
培養土は混ぜる必要もなく、そのまま使えます。
ただし、培養土でも悪い土もあり、廉価なものや悪臭がするものには注意をしてください。
虫が発生する原因になることもあります。
また、良い土と言っても、育てる植物によって多少の差があります。
必要な栄養などは植物によっても違うからです。
その植物に必要な栄養が多く含まれている専用の培養土なども販売されていますので、初心者はそこから始めてみると楽かもしれません。
自分の育てたい植物に合った培養土を探して、良い土でガーデニングを始めましょう。