植物を育てるうえで、一番重要なのが水遣りです。
水はどんな植物にも欠かせません。
サボテンだって、水をずっとあげないと枯れてしまうのです。
屋外の庭の花壇なら、自然の雨もあり、土に水分も含まれているので、あげる手間も少しは省けるでしょう。
しかし、雨を遮るベランダなどでプランターで育てている場合は、マメにあげる必要があります。
基本的には、土の表面が乾いていると感じたら、水をあげましょう。
少量の水ではなく、底の穴から水が溢れるぐらいたっぷりとあげてください。
春と秋は一日一回程、夏は一日二回程あげます。
冬は週に一回から二回で構いません。
冬は水が凍る場合がありますので、夕方にはあげないようにしてください。
ただし、毎日何時に何回などと決めるのではなく、乾いたらあげるようにします。
また、花が咲いているときは、花には水がかからないようにします。
花に水をかけてしまうと、花びらが傷みやすくなり、腐ってしまうこともあるからです。
草花が茂っているときは、その葉や花をよけて土にちゃんと水をあげるようにしましょう。
受け皿に水が溜まっているのも良くありません。
根腐れの原因になりますので、溜めずに捨てるようにしてください。
水遣りはなかなか難しいもので、最初のうちはそれが原因で枯らしてしまうこともあるでしょう。
それでも、水遣りは必要なものです。
過不足なく水をあげられるようになったら一人前です。
そこからがガーデニングのスタートと言っても、過言ではないのです。