自分の思っているお店を作れば、結果は後から付いてくる。
……何て思ってはいませんか?
よっぽどの自信ですが、商売はそう簡単にはいきません。
商品を売る、サービスを提供する、ということは難しいものです。
良い商品があっても、誰もが欲しいわけではありません。
お腹が一杯の人には、いくら美味しいものを提供しても食べてくれないのです。
どうしたらお腹を空かせた人に提供できるか、考えなくてはいけません。
そこでマーケティングです。
マーケティングとは、商品やサービスを生産者から消費者に提供するための情報収集のことをさします。
それによって欲しい人の元に届け、商売繁盛に繋がるのです。
お店なら、まず大事なのは立地です。
人通りなども重要ですが、商品がその地にマッチしているかがキーになります。
学生向けの商品なら学校の近く、オフィス向けの商品ならオフィス街の近くにお店を出します。
周りに何があるのか、どういう人がその道を通るのか、同業他社はいないかなど、お店を出す前に実際にそこに行ってでも調査しましょう。
そして、お店を出してお客さんが来たから安心、ではありません。
そのお客さんが他の商品を買ってくれるか、再び来てくれるかが大事です。
他にどういうものを必要としているのか、また来たいと思ってくれるようなお店はどういうものなのか、アンケートなどを利用して調べます。
インターネットもフル活用してマーケティングをしましょう。
マーケティングとは、商品を売るためというよりも、その商品に関心のある人を集めるということです。
商売繁盛には必要不可欠なものなのです。