『三代目は身上潰す』という言葉を知っていますか?
会社やお店は三代目が潰してしまう、という意味の言葉です。
実際にそのような会社も多く、潰れるはずがないと思われていた某大企業も、三代目の使い込みで瀕死の重体に陥ったりもしました。
なぜかと言うと、初代は苦労して全てを築き、二代目はその苦労を見て育つからそれを頑張って維持させ、三代目は苦労を知らないために築き上げたものを使い切ってしまう、からだそうです。
わからなくはないですよね。
初代はその企業を起こし、大きくすることに必死になります。
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二代目はその会社を維持していく、軌道に乗せることを頑張ります。
なかなかモチベーションが保てないのが三代目です。
軌道に乗っている会社ならそこまで頑張らなくてもいいように思え、二代続いている会社を継ぐのも当然と、気が入りません。
そこで放蕩してしまったり、先代へのコンプレックスから無茶なことをして失敗してしまいます。
そうやって潰してしまうことが多かったため、産まれた言葉なのです。
もしあなたが三代目なら、慎重になってください。
それまでやってきた会社やお店は、簡単にそこまで成長してきたわけではありません。
先代の苦労があって、あなたがそこにいるのです。
その苦労を無駄にしないよう、慎重に冷静に商売繁盛を目指すようにしましょう。
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