商売は買う人がお金を払い、売る人がお金を貰います。
お金だけで言えば、儲かるのは売る側です。
では、売る側だけが儲かればいいのでしょうか?
それでは極端な話、売る側はお客さんを騙してでも力ずくでも買わせればいい、ということになります。
そのようなやり方では、そのときは儲かっても、続くはずがありません。
商売の基本は、誰もが得をするということです。
売る側は何かを売って儲けを出す。
買う側はお金を払って、欲しいものを買うのです。
高い金額だって、それによって何かを得て幸せになれるから払うわけです。
売る方も買う方も、どちらも幸せに思えるのが商売の理想です。
自分のことだけを考えていれば、商売繁盛には繋がらないでしょう。
商売人はものやサービスを提供するだけではありません。
笑顔も提供するのです。
相手を幸せにすることで、自分も幸せになれます。
皆が得をする、皆が幸せになれる商売が、繁盛に繋がるのです。
商売繁盛を考えるなら、どうすればお客さんに幸せを提供できるかを考えましょう。
買う方も売る方も笑顔なら、商売は繁盛するはずですから。