大黒様を祀っている寺社も全国に多くあります。
大黒様は商売繁盛に御利益があると言われていて、祈願に訪れる人が後を絶ちません。
大阪にある大黒寺。
ここは大黒様の発祥の地と言われています。
西暦655年、金剛山で役行者が修験をしていると、空から大黒様が現れました。
そして『私は福を与える神である。この地に我を祀り、祈願する場としなさい』と言い、その場所を差し示しました。
そこに役行者が大黒寺を建立し、大黒様を祀ったのです。
そのお告げの中に『商人には商売繁盛の福を授ける』という言葉がありました。
スポンサーリンク
それから大黒様はこの地に祀られ、商売繁盛を祈願する人が訪れるお寺になったのです。
兵庫県にある舞子六神社。
ここには日本一大きいと言われている大黒様の石像があります。
隣りには恵比寿様の石像もあり、大きな石像が商売繁盛を叶えてくれるように思えます。
また、油掛大黒天と呼ばれる大黒様もいます。
昔、間違えて大黒様に油を掛けてしまったところ、罰が当たるどころか商売繁盛しました。
それを大黒様の力だと思い、その後も油を掛けるようになったのです。
その由来には諸説ありますが、全国に油掛大黒天は10ヶ所あまりの寺社に祀られています。
油を掛けて商売繁盛を願いましょう。
大黒様のふくよかな姿は、商売繁盛を招いてくれそうですよね。
その姿にあやかって、商売繁盛を祈願するのです。
関連記事(一部広告含む):