七福神は京都が発祥の地になるそうです。
室町時代の京洛民間信仰で、その中の神様、恵比寿神と大黒天が、えべっさん、大黒さんお親しみをこめて呼ばれ、信仰されていました。
古代の人たちは、「海からやってくる神が人を幸せにしてくれる」と考えていたのです。
もともと、漁民や農民の信仰だったのですね。
しかしそれが、財宝の神として崇められるようになり、いつしか商業発展を願う商売繁盛の神様として、それまで二神だった神が七福神として誕生したのだといいます。
なぜ、二神が七神となったのか?
諸説いろいろありますが、「七難即滅、七福即生」七つの災難がたち消滅し、七つの服がたちまちやってくるという当時の書院の題材、竹林の七賢人から出典した、という話もあります。
こういった京都発祥の七福神だけに、商売繁盛祈願の七福神めぐりはいろいろあって、恵比寿神社、松ヶ崎大黒点妙円寺、六波羅密寺、東寺、萬福寺、赤山禅院などをめぐるコースなどがいろいろあります。
いろいろなところの七福神で商売繁盛祈願。
これも商売繁盛に効きそうです。