年の瀬から松の内まで、正月に行う風習やイベントをピックアップしてみました。
■大掃除:歳神様を迎えるための清めの行事です。
■門松:歳神様がやってくる際の目印です。注連縄もほぼ同じ意味ですね。
■鏡餅:歳神様が家にやってきて鎮座する場所、依代です。
■年越しそば:大晦日に食べる風習です。
■おせち料理:本来は歳神様との共食を目的とした料理です。
■除夜の鐘:大晦日から元日にまたいで108の煩悩を祓うための鐘です。
■初日の出:その年、最初の日の出なので1年の祈願を行うために拝みます。
■お屠蘇:新年を健康に過ごせることを願って飲む最初のお酒です。
■雑煮:歳神様にお供えしたお餅を共食することで新年を迎える力を備える食事です。
■年賀状:本来は年賀の挨拶に出かけるところ、遠方で会えない人に出す手紙です。
■お年玉:歳神様が宿った餅を家長が子供に分け与えたことが始まりです。
■初詣:新年に始めて寺院や神社へお参りすることです。
■七草粥:野草を雑炊にした粥で、これを食べると1年間を健康に過ごせます。
■鏡開き:歳神様が家から離れた後、その依代を食べることで無病息災を祈願します。
全国共通では以上が一般的ですが、この他、地方特有の風習やすでに失われたイベントも存在しています。次の項からこれらの由来や楽しみ方を紹介しましょう。