病気や怪我をして後に障害を残してしまった方、また先天的な障害があっても、日常生活を円滑におくることができるように、マッサージや温熱療法、運動療法などを行うのが、理学療法士です。
以前は、養成学校も少なかったため、ひっぱりだこの存在といってもいいこの職業でしたが、今は、専門学校などの乱立もあり、昔ほど雇用先が溢れているという状況ではないようです。
ただ、病院などの医療関係のほかに、福祉関係施設への雇用先が増加したこともあり、ご高齢者に対してのリハビリを行う施設への雇用は増加傾向にあります。
では、理学療法士の給料は、一体どのくらいのものでしょう。
様々な雇用先があるこの職業です。
脳外科のある病院でのリハビリもあれば、福祉施設でのリハビリを行う場合もあります。
病院も国公立もありますし、私立もありますから、違いは出てくると思います。
国公立の病院ですと、公務員という扱いになりますので、大卒初任給で20万1000円、3年制短大者で18万8000円となっているようですね。
民間の平均値で行くと、20歳から23歳の平均月収で24万円くらいのようです。
私たちから見ると、休日も出勤しているようだし、リハビリは、身体をかなり使うように思いますから、もうすこし高いのかな?という印象を持ちますよね。
この金額も、病院や福祉施設、また個人病院などによっても大きく変ると思います。
国公立の病院で公務員扱いなら、ボーナスなども支給があるので年収にして違ってくると思います。
医学技術の発達によって助かる命が本当に増えました。
後遺症を持っても命がある、というのは尊いことです。
後遺症の治療や福祉と一体となったリハビリテーションが行われている状況を見れば、将来的にも重要視される職業です。