理学療法士の仕事は、医師の指導の下に、病気や事故によって不自由になった患者さんの基本的運動機能を回復させるというお仕事ですね。
病院やリハビリテーションセンター、保健施設などで活躍する仕事です。
高齢化社会となった日本において、これからさらに需要の高まりを見せる理学療法士は、国家試験に合格しなければ、資格を取得することができません。
この国家試験を受験するためには、専門知識を学ぶために、大学・短大・専門学校などへ通い、専門的知識、専門的技術等を学ぶ必要があります。
これらの学校において、必要な学科等を修了した証があれば、国家試験を受けることができます。
理学療法士になるためには、机に向かう学習だけではなれません。
運動療法や温熱、電気などを使用したリハビリ、またマッサージ方法などを取得しなければなりません。
専門家からの手ほどきを受けないと、会得できない技術がある、ということです。
ですから、残念ながら通信教育というものはありません。
大学受験資格を持ち、文部科学大臣指定学校または、厚生労働大臣指定の養成施設において、3年以上、必要な課題を修了する必要があります。
通信教育はありませんが、各学校、専門学校、夜間部を設けているところがあります。
働きながら学ぶ方も沢山いらっしゃいますので、日中、学校へ行くという時間がない方、また既に就労中という方などは、こうした学校の夜間部へ通うことをおすすめします。
障害をもっている方に日常生活への復帰を促すお手伝いの出来るとてもやりがいのあるお仕事です。
しっかりとした専門教育をして社会貢献していただきたいですね。