精神保健福祉士という仕事は、福祉、医療、保健といった多岐にわたる専門知識を必要とする仕事、といっていいでしょう。
精神に障害を持っている方について、総合的な知識を持って、接する仕事になります。
精神に障害を持っているというと、総合失語症、アルコール依存症、躁鬱などの精神障害、高いストレスから呼び起こされる非常に多種類な精神の障害があります。
また、先天的理由、つまり脳に障害のあるという方もいらっしゃいます。
怪我や病気ということではなく、こういった精神に障害をもっているという方の社会復帰や日常生活の自立への復帰というのは、非常に難しいものがあり、ご本人、ご家族、また周囲の方々によって支え、そして精神保健福祉士のような専門家によって、それぞれが自立していけるように、道を作ってあげることが必要になります。
障害者が家族の中にいるということは家族にとっても、その障害の度合いによっては大きな負担となる事があります。
ですが、自分から好んで障害を持ったわけではないのです。
何かしらの原因、わけがあります。
根気強く、障害者の方々と向き合い、周りの方々と一緒に、どうすればこの人に一番いい方向を見出せるか?ということを模索し、実行していくというお仕事になります。