視能訓練士が行う仕事として、視機能検査という検査があります。
視力・視野・屈折・調節・色覚・光覚・眼圧・眼位・眼球運動・瞳孔・涙液・涙道などを行う検査です。
また隠れた疾患を正確に診断するために、さらに電気生理学や眼底写真撮影、超音波などの検査を詳しく行います。
これらの詳しい検査によって、患者さん自身が気がつかなかった病変に、視能訓練士が気がつくことができれば、早期治療が出来るので、より高い治癒率となります。
目も定期健診が必要なのですね。
お子さんの視力回復のため、また怪我や病気など後天的理由や、生まれつき視力が弱い先天的理由の視力を回復させるために、芝機能回復を図り矯正訓練を行います。
また、ご家族に指導する場合もあります。
先天的なもので意外と多い疾患、斜視や弱視についても小さな頃からの訓練によって治癒また改善が見られる場合があります。
ものを見つめる時に両方の眼球が同じ方向を見ない斜視、また、視力が元々弱い弱視、どれも、成長していくうちに、どんどん深刻な状態になります。
幼い頃から、訓練をすることで、その状態がよくなるのであらば、やはり訓練をしたいですよね。
また視力が落ちている人には、視力の低下がそれ以上進まないように訓練を行います。
ゲームやパソコンで視力が低下している子供たちが多くなっていますので、視能訓練士が、訓練を行っています。
視機能訓練というのは、目の病気を発見し、またどんな訓練が必要かを見極めるために非常に重要な検査なのです。