視能訓練士という資格があります。
あまり耳慣れない言葉だと思いますが、国家資格です。
生まれつき視力に障害を持っている方、また怪我や病気などによって、視力に障害を持った方への機能回復訓練をする方を、視能訓練士といいます。
目の障害というと、弱視、斜視など、沢山の障害があります。
また目は、脳の疾患などによって障害を持つ事もあります。
これらの障害を持った方々に、様々な検査、様々な訓練を行うのが、視能訓練士の仕事になります。
昭和46年に制定された視能訓練士法に基づいた国家資格になります。
眼科などに勤務する場合、医療機器を使用した検査を行い、またリハビリセンターや障害を持った子供たちの通う養護学校などでは、少しでも視力が回復できるように、訓練を行います。
ものを見るという機能は非常に大切です。
視力が少し落ちただけで、頭が痛くなったり、肩がこりやすくなったりします。
視力が悪い、目が見えないということは、本当に怖いと思います。
私も目がひどく悪いのですが、目が悪いというだけで、かなり不便になります。
お風呂に入るときも何をする時も、矯正視力が必要です。
でも、見えないという方は、どんなにか怖いだろうな、不自由だろうなと思います。
視機能障害を持っている方々に機能訓練を行うことで、少しでも視力が回復できるように、訓練を専門的に行う資格者です。