医療事務の仕事といっても、どこで働くか、何がしたいのかによってもその内容はかなり違います。
患者数が多い大きな病院では、仕事をこなすスピードも自然と身につき、その分野のプロになれるでしょう。
規模が小さな診療所では、ひとつの仕事だけでなく臨機応変にあらゆる仕事をこなさなければなりませんので、オールマイティな能力が身につきます。
また、医療事務は女性に人気のある仕事ですし、細やか気配りや対応を求められるので女性が能力を発揮できる場所でもあります。
それだけに、女性ならではの人間関係の問題も発生します。
医療機関では連携プレーが命になります。自分の仕事だけを優先していては勤まりません。
いかにコミュニケーションを上手に取り、医師や看護師、周りのスタッフがスムーズに診療できるように配慮しなければなりません。
自分はどのような性格なのか?どのような病院で働きたいのか?働ける時間帯は?など、希望する病院のイメージをしっかりと考えておくことが大事ですよね。
また、実際に働きたい病院が見つかったら、事前にその病院の情報を集めてみましょう。
最近ではほとんどの病院がホームページを作っていますので、その病院の雰囲気や目指している医療スタイルなども参考になるでしょう。
また、知りたいことがあれば病院に直接電話をしてみるのも良いですよね。
ただし、病院は始業時と終業時は混み合うところが多いので、時間帯に配慮して電話をするのが社会人のマナーとなります。
電話での話し方や言葉遣いは、面接の際に影響することもありますので十分注意してくださいね。
医療事務なら何でもいいや、という姿勢で病院を選ぶのではなく、事前にもろもろ自分の条件などをよく考慮してから決めれば意欲も違ってきますよ。