もし一般事務の経験しかない、または営業職しか経験がないという方ならば、医療事務という仕事が自分にできるかどうか不安になりますよね。
もちろん、医療事務の経験を持っていれば一番ですが、まったく医療機関と関係のない仕事をしていたとしても心配はいりません。
たとえ専門的な知識やなくとも、実践の場で経験しながら身につけていけば大丈夫です。
医療事務の仕事は大きく分けて「受付などでの患者さんの対応」と「医療費の請求」になります。
一般事務の経験があれば、電話の応対や受付もお手の物ですよね。
明るい笑顔でハキハキと対応ができれば、病気で沈みがちな患者さんにも安心感を与え、病院の印象も良くなります。
営業経験がある方なら、さり気ない患者さんとの会話から、病気以外にも患者さんが抱えている悩みなどを感じ取ることも上手なのではないですか?
病気の原因が案外、そんな会話から発見できることもあります。
それとなく、医師や看護師に伝えておくことで、診察のときの手がかりになることもあり、そんなときには医療の仕事に関わっている充実感を味わうことができるはずです。
また、医療事務は医師や看護師との連携プレーが大切になります。
営業経験者はコミュニケーション能力に優れ、相手に合った対応ができる点も評価されています。
さらに、子育て経験が意外にも役立つこともあるんです。
お母さんの診察中に待っている子どもたちの相手をしたり、待ちくたびれてぐずっている子をあやしたりと、あなたの子育て経験が活かされて感謝されることもあります。
まずは自分にできることから少しずつ勉強を始めてみましょう。医療事務本来の仕事の知識も必ず身につきていきますので、安心してチャレンジしてみてね。