保健師の募集は都道府県の保健所や社会保険事務所、また児童福祉施設といったところが多いです。
正職員の場合もありますし、嘱託という場合もあります。
最近の保健師の募集の多くは、やはり高齢化社会という背景も手伝って、ご高齢者の施設などが多くなっているようです。
保健所や保健センターなどももちろん募集がありますが、老人保健施設や介護老人ホームなどの募集がかなりあります。
保健師は衛生面、また予防面といった部分でも活躍をします。
ご高齢者の集合施設の場合、一番恐いのが病気の感染です。
この冬は感染性胃腸炎などが、老人ホームなどで集団感染が非常に多く、話題になりました。
感染性の疾患はどうしても、体力の弱いご高齢者や子どもが対象になってしまう傾向にあります。
施設で普段から健康に対しての意識を高めさせる、また感染予防についての教育を、職員、スタッフ、ご家族、そしてできる限り、ご高齢者に徹底することで、集団感染も防げるのです。
現に、集団感染を起こさない施設も沢山あるのですから。
病気の予防、たかが風邪といっても赤ちゃんやご高齢者は命に係るくらいまで悪化する場合があるのです。
それも、手洗いやうがいの徹底、またマスクをする、という予防によって防ぐことが可能です。
こういった知識を鹿kリと施設の方々に教育する為に、保健師の募集がある場合もあります。
保健師の募集は保健所などの都道府県施設にこだわりをしなければ、かなり多いと思います。
もし、公務員になる場所で働くことを希望していたとしても、まず、今ある職場で保健師としての資質を磨いていても、いい職場の勉強になると思います。