医学、という世界は近年、本当に大きく飛躍をしています。
不治の病といわれていた病気が、完治できなくとも延命が出来たり、急性といわれる突発的な病気に関しても、救急の技術が発達し、命を救うことが出来るようになってきています。
臨床検査技師の世界も同じように、検査機器の自動化や新たな検査手法を用いた検査など、かなり進んだ検査が可能になってきています。
それによって、臨床検査技師の需要は少なくなっている、という意見もありますが、この機器を扱えるだけの知識、技術を持っているというのは、臨床検査技師なのですね。
より専門的な技術を持ち、また臨床検査についての深い知識を持っている、ということが、より最先端の機器に通用する人間、という事になると思うのです。
もとより、この臨床検査技師という資格が作られたのも、医学の進歩によって、より専門的な技術が必要となってきたからという理由です。
やはり、臨床検査技師という国家資格をもっている、ということは、求人、雇用という部分においても、自分にとってのアピールポイントとなると思います。
求人は病院、保健センター、医薬関係や食品関係の研究部門、というように、かなり幅広いものとなります。
人が必要、とする資格になりますから、この先の求人も安定していくと思います。