家に仏壇があれば、毎日ご先祖様に参拝することができます。
朝起きたら、仏壇の扉を開けます。
お水と炊き立てのご飯を供えましょう。
そしてロウソクに火を点け、お線香をあげます。
家族そろって数珠を手に、正座して礼拝します。
朝食後にはロウソクの火を消して、お供え物を下げましょう。
食べ物は捨てるのはもったいないので、いただくようにします。
夜は一日の報告、感謝の気持ちをこめて礼拝します。
そしてロウソクやお線香の火を確認して、扉を閉めます。
これが、基本的な朝晩の礼拝です。
ただ、なかなか朝は時間がないという人の方が多いでしょう。
無理に行っているとそれが苦痛になったり、気持ちをこめて供養できなくなってしまいます。
そういう際は簡略化して、手を合わせるだけでもいいでしょう。
時間がある週末などに、ちゃんとやるようにします。
家に仏壇がなければ、朝晩、手を合わせるだけでも構いません。
通勤電車の中での数十秒でも、寝る前のふとんの中でも、ちょっとご先祖様に思いを馳せればいいのです。
それが日々の先祖供養に繋がるはずです。