ご先祖様のお墓、どこにあるかちゃんと把握していますか?
祖父母ぐらいならわかるでしょう。
実家の近くや田舎にあるという人が多いかと思います。
しかし、その先の先祖のお墓はわかりますか?
お墓には、亡くなってそこに祀られている人の名前が、墓石に記してあります。
それを見れば誰がそのお墓に入っているかわかります。
古いお墓なら、会ったことのないご先祖様の名前まで書いてあるかもしれません。
しかし、最近は核家族化が進み、お墓も分かれている人が多いようです。
祖父母ぐらいまでしか書かれていなければ、その前の代の人はどこに祀られているのでしょうか。
田舎から上京して違う土地に移り住み、そこにお墓を建ててしまえば、先祖の墓とは分かれてしまいます。
祖父母からお墓が新しくなっていれば、祖父母の田舎などにその前の先祖を祀ってあるお墓があるはずです。
多くの場合、祖父母の兄弟などがそのお墓を継いで、管理しているでしょう。
先祖供養をしたければ、その地を訪れ、親戚などに聞いてみてください。
ただし、継ぐ人がいなかったりで放置されているお墓や、無縁仏になっていることもあります。
放置されていても、まだお墓があれば、責任を持って綺麗にし、できることなら管理するようにしましょう。
無縁仏になって墓じまいされているようなら、たまには寺院に供養に行くようにします。
子孫が来てくれたら、誰だって嬉しいものです。
先祖の墓がわからなければ探し出して、たまにはお花を手向けましょう。