お墓参りはいつ行えばいいのでしょうか?
結論から言えば、いつ行っても構いません。
しかし、多くの人が行く時期があります。
まず、お盆です。
お盆には亡くなった人が年に一度帰ってくると言われ、お墓にお迎えに来ます。
盆の入りに亡くなった方の御霊を家に連れて帰り、盆の明けにまたお墓に送るのです。
次に、お彼岸です。
彼岸は春と秋にあります。
彼岸は春分の日、秋分の日で、太陽が真東から出て真西に沈む日です。
死者が到達する悟りの世界を彼岸と言い、西にあります。
一方、私たちの世界は此岸と言って、東にあります。
彼岸と此岸は春分の日、秋分の日に通じやすくなると考えられ、お墓参りをするようになったようです。
そして故人の命日です。
年に一度、その方の亡くなった日に、故人を偲んでお墓参りをするのもいいでしょう。
基本的にはこの4回が主で、他に月命日などもあります。
これらの日に行わなくてはいけないというわけでもありませんが、少しでも思うところがあれば、それに合わせてお墓参りしてみてはどうでしょうか。
意味のある日なので、きっと気持ちのこもったお墓参りができるはずです。